大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

【大人でも】洋書の読み流しは時間のムダです【単語学習は必須】

 社会人の学習者の方には、英語は好きだけど単語帳なんて今さら・・・という方が割と多い気がします。というか、ついこの間まで自分自身がそうでした。

 特にある程度英語ができて検定試験を目標にしていない人にはこのタイプが多く、単語帳や問題集を使わずにもっぱら「生の英語」、つまりは洋書やら英字新聞やらを読み散らかすような学習スタイルを好んだりします。

 洋書の読み流しカッコいい

 でもそのスタイルでは、余程の学習量を積み上げていかない限り、英語力のアップにはつながりません。

 最近若干同じような内容の記事が続いている気がしますが、自分自身の過去の失敗からも、英語学習には単語学習が不可欠であることを改めてお伝えしたいと思います。同じようなところでつまずいている方の参考になれば幸いです。

 

(目次)

 

洋書は誰でも読めます

 外で洋書を読んでいると、ときどき「洋書を読んでるなんてすごいですね」などと言われます。実際読んでいるのは大衆小説とかそんなもので、大したものは何も読んでないのですが、傍目には「洋書を読む人」=「ネイティブレベルで英語が読める」と思われているようです (´∀`)

 声を大にして言いますが、それはとんでもない勘違いです。

 今時スマホなどに辞書アプリの一つも忍ばせれば、分からない単語を調べる根気さえあれば、大体のものは読めます。
 哲学書とか文学作品の小難しいものは別ですが、TOEICで700くらいあれば、一般的な書籍なら大人向けのものでも十分読み進められると思います。

 新聞を読むビジネスマンのイラスト

 ネット配信が一般化して以来さすがに見かけなくなりましたが、以前は電車の中でこれ見よがしに英字新聞を開いてドヤ顔してるおっさんとかもいましたが、あれなんかも英語的なレベル自体は大したことはありません。

 一見小難しく見えるのは単に学校で習う英語とボキャブラリーがずれているからなだけで、頻出語を押さえれば難なく読める部類に入ります。

 

(スポンサーリンク)

 

 

「生の英語」でスコアは上がるか

 では、そういう「生の英語」に触れていれば、英語力はつくのでしょうか?

 一部では「生の英語」を浴びるように体験するのが英語学習に効果的だとも言われています。
 もちろん英語学習の最終的な目標は、こういう「生の英語」のコミュニケーションを実践していくことなので、そうした体験そのものはとても大切だと思います。

 ですが、それをやれば十分かというと、そうではないと思います。
 私自身、英語学習のなかで「生の英語」を重要視するあまり、検定試験やそのための単語学習といった基礎的な学習をおろそかにしていた時期がかなりありました。

 その間、これといって試験対策をしなかったということもあるのですが、英語学習を続けていたわりにはTOEICスコアも700点台で頭打ちの状態でした。

 そのくせ自分の英語力がどの程度なのかも分からないまま「生の英語が読める私すごい」的な勘違いに陥っていたのです。

 

 しかし2年目、3年目とスコアが伸びないままの状況が続き、さすがの私も「これは何か違うんじゃないか」と思うに至って、ようやく学習法を見直すことにしたのです。
 誰かこの無駄な時間を返して・・・( ノД`)

 

英語力UPに単語学習は不可欠

 実際、単語学習なしに英語力をつけていくことがどれだけ難しいかは経験してみないと分かりにくいと思いますので、実例で説明してみたいと思います。

 下に挙げたのは、私がまだTOEICスコアで700前後だったころに読んだスティーブン・キングの短編小説「The Body」(『Defferent Seasons』所収、映画『スタンド・バイ・ミー』の原作です)の出だし辺りの1節から拾った「知らない単語リスト」です。

 

× plank  厚板 

◎ scavenge  あさる

〇 dump  どさっと降ろす、降ろしたもの、ごみ

△ custodian  管理人、守衛 < ◎custody  管理、拘留

× plug  栓(をする、つめる)

× corrugated  波形の

× rusty さび付いた

〇 batter(ed) 打ちつける

◎ tack (on, to)  鋲で留める、付加する

△ splintery 破片の(ような) < ◎splinter とげ、破片

× cribbage  クリベッジ(トランプのゲーム)

◎ leaf through  (本などを)ぱらぱらめくって目を通す

  

 ほんの1ページ足らずの中にこれだけ分からない単語があると、さすがに読み流しするのは難しく、辞書を引き引き、ちまちま読んでいました。

 それで単語の前につけた記号の意味ですが、

  ◎ 英検1級の単語帳に載っている

  〇 英検準1級の単語帳に載っている

  △ 単語帳に載っている単語の派生語

  × 単語帳に載っていない

 

 さてどうでしょう? 一見すると準1級の分まで含めても半分ほどしか載っていないのだから、意外と少ないようにも見えますね。なんだ、単語帳なんてやらなくてもいいじゃないかと思われるかもしれません。

 

 ですが、1つ1つの単語をよく見ていただきたいのですが、◎・〇がついている単語は主に動詞で、他の文章でも見たことのある単語です。

 それに対し、「×」になっているのは主に名詞と形容詞で、「corrugated」などはここで以外に見た記憶もありません。最悪分からなくても文章全体の理解にはそれほど支障のない語です。
 つまり重要語は単語帳でカバーされていたのです。

 

 単語帳をやるメリットの一つとして、知らない単語に出くわした時、それがどの程度重要で覚えるべき単語なのか、嗅ぎ分けができるようになるという点があります。
 私はこの感覚が英語学習の中でとても重要だと思います。 

 

 もし単語帳を使わずに英語学習をするのであれば、どの単語が頻出で重要なのかをつかむためには、試行錯誤を大量に積み重ねて、自力で1から「知らない単語リスト」のようなものを作り上げていく必要があります。

  そんな遠回りをする暇があるなら、最初から素直に市販の単語帳を活用して重要語から先に押さえてしまうほうが遥かに効率的ではないでしょうか。

 

「単語帳なんて、ネイティブは誰もそんなダサいことしてないよ」という人もいますが、われわれはネイティブではありません。いくらスタバで洋書を読み流そうと、われわれは死んでもネイティブにはなれません。

 

 あと、日本に来られている外国人労働者の方でも、まじめにやっていらっしゃる方はズボンのポケットに紙の辞書を持ち歩いて、知らない言葉に出くわすたびに逐一辞書を引いて確認されてたりします。

 読み流しだの聞き流しだの上っ面なことを言ってる人たちは、一度彼らの貪欲さに学んだ方がいいと思います、わりとマジで( ^ω^)

 

 

↓ランキングに参加しております( ^ω^)・・・ 


TOEICランキング

にほんブログ村 英語ブログ TOEICへ
にほんブログ村

 

プライバシーポリシー お問い合わせ