大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

TOEICはアラフォー転職の役に立たない

 TOEICというと就職のためというイメージが強いですが、時々転職のためにTOEICの勉強をしているという中高年の方も見かけます。

 

 身もふたもないようですが、就職活動でTOEICのハイスコアが武器になるのは現役大学生~第二新卒~せいぜい30代前半までの若手だけです。

 

 それ以上の年代ではたとえ900オーバーだろうと、その分野で実務経験がなければ書類審査すら通らないのが当たり前で、TOEICのスコアなんて履歴書の飾りにしかなりません(実体験)。

 

 なので、もしここを見ていただいている中高年の方でTOEICでいいスコアを取って人生変えてやるとか思ってる方がいらっしゃるなら、一回滝にでも打たれて来て現実を見た方がいいですよTOEICのハイスコアそのものには過剰な期待をされないほうがよいと思います。

(※転職でなく社内の昇進で評価されるとかなら全然別です)

 

 ではなぜ私がTOEICを中高年の学習者の方にもおススメしているのかというと、スコア自体の価値よりもむしろ、学習的なメリットがあるからです。

 

(目次) 

 

中高年がTOEICを受けるメリット

 中高年がTOEICを利用するメリットは大まかに3つ挙げられます。

受けやすい(費用・実施場所・試験形式)

 まずTOEICは英検やIELTSなど、他のメジャーな英語検定に比べて圧倒的に受けやすいです。特に費用的な面で言えば割引なしでも5,725円で済むのは大きな魅力です。1年後の再受験は割引が適用され、5,092円で受けられます。

 これなら飲み会1回分程度といったところですね。

 お小遣いのイラスト

 

 英検も比較的良心的な値段設定だと思いますが、1級になるとちょっと値が張り、9,500円になります。IELTSなど英米系の試験だと普通に2万円以上かかりますので、それに比べれば圧倒的に良心的ですが、普通のサラリーマンがお小遣いで受けるには多少気合いがいる金額ではないかと思います。

 学習の目安として何度も受け続けるなら、1回あたりの単価はなるべく抑えたいところですね。

 

 またTOEICは受験者数が多いので、全国各地に会場が設定されており、アクセスしやすいことや、基本のリスニング・リーディングだけなら半日で終わるというのも魅力的なところだと思います。

 

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比較できる

  TOEICの特徴として、全ての受験者が同一の問題を受けるという点があります。英検のように級別ではないので、自分の英語力の伸び具合を一貫した指標で時系列的に確認できるというメリットがあります。

折れ線グラフ

 またスコアは統計的に処理されて算出されるため、その時の試験の難易度のばらつきなどにも左右されず、常に客観的な英語力を図ることができる――らしいです。

 なんか計算方法みたいなのをどっかで見たけど文系脳の私にはさっぱり分かりませんでしたとさ

( ノД`)シクシク…

 

学習の指針として有効

 私がTOEICをお勧めする最大の理由はこの部分です。TOEICは英語学習の指針として、中級~上級の幅広いレンジの学習者に有効だと思います。

 

 問題用紙が試験後回収されてしまい、本番試験の答え合わせが不可能という点は大きな不満点ですが、リスニング・リーディングそれぞれのどういう部分ができていて、どういうところができていなかったかは結果通知でフィードバックされます。

 

 結果通知は機械的に作成される文面なので一見味気ないように思えますが、後で振り返ると意外にそれが当たっていると気づかされることがしばしばあります。

 

 私の場合はリスニングの弱点を指摘され、それを意識的に改善するようにしたところ、頭打ちになっていたスコアが伸びるようになりました。

 

 また各パートごとの対策をやることで、結果的に基礎的な英語力の底上げにつながっていると感じさせられることが多々ありました。(そうなるようにきちんと問題設計がされているのだと思います)

 

 勉強しているのになかなかスコアが伸びないと言っている人(私がそうでした)は、たいていの場合努力の方向性が間違っているケースが多いように思います。

 TOEICに限りませんが、試験というのは点数を取るためにあるのではなく、現在地を確認して力を伸ばすためにこそ活用すべきではないかと思います。

 

TOEICの限界

 

 とはいえ、TOEICも世間で思われているほど万能でないということは頭に入れておいた方がいいかもしれません。

 

 他の記事でも書いていますが、TOEIC(L&R)対策だけに特化した英語学習をしていると、スピーキング・ライティングの力がなかなか育ちません。

 

 自分自身の経験上からも、やはり語学の4技能(読む・書く・聞く・話す)はある程度バランスよく育てる方が効率的だと感じます。

スピーキング

 またボキャブラリー的にもビジネス分野に偏っているので、一般的なコミュニケーションや学術分野のボキャブラリーはどこかで補う必要があります。

 

 あと、処理速度が要求される割には英語レベル自体の難易度は高くないので、英検1級の合格ラインくらいまで達したらTOEICからは卒業してもいいと思います。(さていつになることやら・・・
(*´Д`*)

 

 

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