大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

時間が足りない!! TOEICの時間配分

TOEICは時間が足りない

 

時間が足りない


 TOEICは基本的に時間が足りません。初めて受けたときはかなりショックだったのですが、普通に学校の英語の試験を受けるような感覚で解いていると、最後にぜんぜん時間が足りなくなってしまいます。

 

 そこそこ700点前後のスコアを取れるレベルの人でも最後の20~30問ほどが時間切れになってしまったりするのは珍しくありません(経験者談)。

 

 試験中によく気をつけてみると、毎回試験終了の5分くらい前になると周りの受験者が未回答の空欄を埋めるいわゆる「塗り絵」を始めるのが分かると思いますが、初・中級のうちはこれがデフォルトなので、恥ずかしがる必要は全くありません。堂々と塗り絵しましょう。


 私の経験では、曲がりなりにも全く塗り絵をせずに最後まで回答できたのは800点台の後半が取れるようになってからです。

 ただしこの時でも全問確信をもって解答できているわけではなく、厳密には「全く塗り絵をしていない」とは言えないのですが、それでも時間内に一通りすべての設問に目を通したうえで回答できたというのは大きな自信になりました。

 今回の記事では多くのTOEIC受験者の悩みの種である時間配分の方法について書いてみたいと思います。

(目次)

 

 

「塗り絵」をなくすために

 では、どうやればTOEICの「塗り絵」をなくすことができるでしょうか?

 

 まず誰でも考えるのは、とにかく勉強して速く解答できるように頑張るということでしょう。もちろんこれは当たり前の発想なのですが、これだけでは余程の英語力を身に付けない限り全問解答に至るのは難しいです。おそらく大卒ネイティブレベルの英語力でないと無理なのではないでしょうか。(というよりそもそもTOEICのリーディングの水準がそういう基準で設計されているのではないかと思います。)

 

 ではどうすればいいかというと、発想を逆にするしかありません。つまり、与えられた試験時間から逆算して、個々の設問にかけることのできる時間を割り出します。そのうえで、その時間内に可能なことに集中するのです。

 

  私の経験上、800点台後半以上のスコアを達成するには時間管理の徹底が決定的に重要です。(なので持ち物の腕時計は必携品です)

 

 ※私の感覚ではこのステップに入るのは概ね700以上のスコアに達していることが前提です。それ以下の段階ではそもそもTOEICの設計上まだ全問解答できないのが当たり前なので、時間配分どうこうではスコアは上がりにくいです。それよりもまず文法や単語などの基礎知識の穴をつぶすことに集中するほうがスコアアップに効果的だと思います。

 

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TOEICの時間配分

 時間配分の方法はリスニングパートとリーディングパートで全く異なります。

 

リスニングパートの時間配分

 まずリスニングパートでは音声ガイドのdirectionに従って進めるので、それに従って解答している限りリーディングパートのような「塗り絵」は発生しませんが、だからといって時間配分の概念が不要なわけではありません。

 

 リスニングパートでも設問と設問の間やdirectionの読み上げ、ページめくりのタイミングなどを活用して、可能な限り問題文や選択肢の先読みをすることが求められます。

 間違っても学校のテストのように1問終わったからといって漫然と次の問題が始まるのを待っていてはいけません

 

 リスニングであれリーディングであれ、TOEICの試験時間中に「待つ」などという余白は一切想定されていないと考えるべきです。とにかく1分1秒に至るまですべての時間を解答に費やし切るという貪欲な姿勢に徹しましょう。

 

リーディングパートの時間配分 

 さて問題はリーディングパートの時間配分ですが、単純に考えると100問を75分で解くので1問あたり45秒で解けばよいことになります。が、もちろんこの100問の中には秒殺で解ける短文穴埋めもあれば長文読解もあるわけです。(詳細はこちらの過去記事参照)

 

  • 短文穴埋め (part 5) 30問
  • 長文穴埋め (part 6) 16問
  • 長文読解 54問 (part 7) うちシングルパッセージ10題(設問数29)、ダブル・トリプル5題(設問数15)

 

 それぞれの濃淡に応じて時間配分を考えると、後半の長文読解(part 7)ではどうしても設問1つあたり1分程度必要なので(ここには問題文を読む時間を含みます)、前半の穴埋めに使うことのできる時間は合計で20分程度に収める必要があります。

 

 これを単純に割り算すると1問あたり26秒になりますが、同じ穴埋め問題でも長文の穴埋めは短文より時間がかかるので、短文穴埋め(part 5)で10分、長文穴埋め(part 6)で10分くらいの配分が妥当だと思います。

 

 すると短文穴埋めに関しては1問につき20秒で進めていく必要がありますが、実際にやってみるとこれはほぼ条件反射的に解答をマークしていく感じになります。

 

 このパートでは深く考え込んだり問題文を和訳して確認しようするのは禁物です。それだけですぐ時間オーバーになってしまいます。また(絶対の確信がない限り)前に戻って一度解いた問題を見直したり訂正しようとするのも禁物です。TOEICにおいてはそもそもそんな余計な時間は与えられていません。

 

長文問題の時間配分

 そして最大の関門である長文読解(part 7)ですが、問題によって設問の数が2~5問の幅があります。大まかにいって 設問数=その問題にかける時間(分) を目安にするとよいと思います。

 これはつまり、設問数が3つなら3分以内、5つなら5分以内に問題文と設問を読んでマークをやり終えなければならないということです。試してもらうと分かると思うのですが、これは学校の英語のテストのように本文を精読して問題文をじっくり考えるような解き方では絶対に無理です。

 

 ということは、TOEICが求めている英語力はそういう力ではないということなのです。TOEICが求めているのは3分なら3分以内に与えられた情報から出題の意図を読み取り、解答に必要な情報だけを引き出すことです。間違っても問題文全体を精読しようとしてはいけません。

 

 もちろんななめ読みや拾い読みでよいというのではありませんが、TOEICでは最初から一文一文をきっちり読むのではなく、まず全体をざっと俯瞰的につかんでから必要な部分にフォーカスするという複合的な読みをすることが必要なのです。(この読みができるようになってくるのがスコア700を超えてきたあたりのレベルです。)

 

 特に複数の文章を読み解く必要のあるダブル・トリプルパッセージについては一見ややこしそうに見えますが、出題内容やパターンはある程度決まっていますので、慣れてくると「この設問の答えはこの辺りにありそうだな」という部分の見当がつくようになります。これができるようになってくると回答にかかる時間を飛躍的に短縮できるようになります。

 

 どのような試験でも事前対策は重要ですが、特にTOEICではこういった事前の対策がきちんとできているか否かで大きくスコアが変わりますので、問題集などでTOEICの出題形式に慣れておくことが大切です。

 

何だかんだ言っても、まずは公式問題集からですね・・・

 

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