大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

TOEIC対策 リスニングのスコアはすぐ伸びる! 2

 前の記事ではどういった方がリスニング対策をすべきかについて書きました。

 では、実際にTOEICリスニング対策の学習法として、何をすればよいのでしょうか? 私の場合は次の順序で対策を立てました。

 

 

文法事項の確認 

 まず当たり前のことですが、聴き取りには最低限基礎的な文法事項がきちんと身に付いていることが絶対に必要です。ここを抜きにしていくら「耳から学ぶ~」みたいな音声学習をしても、単に聞きかじった単語やフレーズを並べて会話したつもりになれる程度の疑似コミュニケーション能力以上のものは身に付きません。

 特にまだスコアが700に達していないうちは、まず基本的な文法事項を徹底的に反復して押さえることが大切です。

 

ボキャブラリーの積み上げ

 

 次にボキャブラリーの積み上げ(単語学習)です。これも当たり前ですが、知らない単語は聞き取れません。

 時々「知らない単語でも文脈や語源から推測するのが大事」という人もいますが、これはかなり学習が進んでからの上級者のストラテジーです。これにはかなり高い語彙レベルと推理力が求められます。

 初中級レベルのうちはそんな高等技術に余分な時間を割くより、手っ取り早く基本的な語彙の習得に集中したほうが効率的です。

 

 またTOEICは英検などと違い、圧倒的にビジネス分野からの出題がメインになりますので、短期でスコアを上げたい場合はTOEIC向けの単語帳を使うのが効率的です。

 

TOEICの出題形式に慣れる

 文法・語彙を押さえたら(または押さえつつ)いよいよ実践練習あるのみです。

 

 ここで気を付けてほしいのですが、一通り問題を解いて答え合わせをした後、間違った設問の解説を読んで納得できたらそれで終わりにしていないでしょうか? 

 

 これは非常にもったいないことです!! もったいないおばけ(死語)が出ます
( ^ω^)・・・

 

 せっかくスクリプト付きの上質な音声データ(CD、ダウンロード)があるのですから、これを音声学習に有効活用しない手はありません。リスニングの問題集は答え合わせが済んでからが学習のスタートです

 

 具体的な手順としては、まず本文・質問・選択肢すべてについて、音声とスクリプトを照合して、リスニングで聞き取れなかった部分をできるだけ細かく特定し、アンダーラインを引いていきます

 

 その上で、「なぜその部分が聞き取れなかったのか」の理由を1つ1つ分析します。聞き取れないものには必ず原因がありますが、だいたい次の3つに分けることができると思います。

 

  1. 文法的に分からない
  2. 未知の単語やイディオム
  3. 知っているのに聞き取れなかった

 

 1・2についてはスクリプトを調べれば簡単に解決できるはずです。

もしスクリプトを読んでもこのステップでつまずくようであれば、使っている教材のレベルが実力と合っていない可能性が高いので、欲張らずに自分のレベルに合った教材に変えたほうがいいと思います。読んで理解できないものをリスニングで理解することはまず不可能です。

 

 ここで見つけたいのは3です。というのはつまり、単語やイディオムとしては頭に入っているのになぜか聞き取れない、そういう部分をできる限り見つけ出して1つずつ「聞き取れる」に変えることこそ、TOEICに限らず全ての英語リスニング試験のスコアアップのカギだからです。

 

 この知っている単語やイディオムを「聞き取れる」ようにするために非常に有効だと言われているのが音読です。音読と言うと何だか非常に古典的ですが、声に出すことで文字と音声のつながりを意識化できるようになります。

 一口に音読といってもいろいろなやり方があります。最近では「シャドーイング」という言葉を耳にしたことのある方も多いと思いますが、シャドーイングも音読の一種です。シャドーイングはスクリプトに頼らず、耳から聞いた音声を頼りにお手本の音声に続けてかぶせるように音読する学習法です。私の学習経験上、シャドーイングはTOEICのリスニングのスコア改善に大きな効果があると思います。

 

 ただシャドーイングは数ある音読手法の中でもかなり難易度が高いので、いきなり難しい教材で始めると挫折してしまうケースも多いようです。慣れないうちは実力よりも少し易しめの教材か、すでに何周か回して使い慣れている教材を使うのがいいと思います。

 私の場合は次のように段階的にステップを踏んで学習を進めるようにしています。

 

  • まずはスピードにこだわらず、1フレーズずつお手本の音声を確認しながらスクリプトを見て発音できるようにします。
  • 次に、ひととおり音声が口になじんだらお手本の音声と同時に発音します。このステップではまだスクリプトを見ながら行います。お手本の音声と自分の声を合わせることで、お手本と自分の発音やアクセントの違いを明確に意識し、修正するのが狙いです。
  • ここまでできるようになってから、シャドーイングのステップに進みます。シャドーイングではお手本の音声から0.5秒くらい(?)ずらして同じフレーズをリピートします。最終的にはスクリプトを全く見ずに、音声だけ聞いてリピートできる状態が目標です。

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ