大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

英検1級はTOEICで何点?

TOEICスコアと英検の関連

 英語を勉強している人の間で「TOEICの〇〇点は英検で何級くらいなのか」ということが時々話題に上がります。試験の形式が全く違いますので一概には比較できませんが、語学の習熟度の統一的な国際基準としてCEFRというものがあり、近年ではほとんどの語学検定試験がこれに準拠して難易度を設定するようになっています。

 

 そこでこれに照らすと、英検1級がCEFRのB2~C1に相当するということなので、これに該当するTOEICスコア(L&R)を参照するとだいたい785~945という結果が得られます。(下記リンク参照)

 

 

 CEFRの尺度自体にあまりなじみがないので分かりずらい面がありますが、実際にTOEICを受けてきた学習者の感覚としては、TOEIC800前後のスコアではとても英検1級を受験するような段階ではありません。準1級でも五分五分といったところじゃないかと思います。800点台後半ならどうにかチャレンジは可能なラインというところでしょうか。

 

 一般的には対策なしで950点以上当たり前に取れるくらいのレベルが必要と言われています。

 

 私も現在英検1級の受験を目指していますが、TOEICのスコアが900を超えてもまだまだ英検1級の合格ラインに乗っているような気はしません。

 というのは英検とTOEICでは面接の有無だけでなく、筆記試験(リスニング含む)もかなり形式・内容が異なっているからです。

 

TOEICと英検1級の試験内容の違い

 TOEICと英検1級で最も違うのが面接試験の有無です。もっとも最近はTOEICでもL&Rとは別にS&W(スピーキング&ライティング)が導入され、少しずつ浸透しつつあるので、これを利用すればこの点での差はなくなりますが、実際上TOEICは世間的にはまだL&Rのスコアだけが物差しに使われることが多いような印象です。

 

 またTOEICでは全ての受験者が同じ試験を受けるので、設問のレベルも問題によってかなり幅がありますが、英検では級別ですので、それぞれの級に応じた難易度の設定がされています。

 

 ところで英検1級で最初の関門とされる問題に「語彙問題」があります。1~2文のセンテンス中の空欄に4つの選択肢から当てはまる単語を選ぶのですが、選択肢にはTOEICではほぼ見ないような単語がずらりと並んでいます。(下記リンク参照)

 

 

 実物を手に取ると分かりますが、試験対策の単語帳の厚みもそれまでの級より格段に分厚くなります。 

 

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 長文読解の問題も学術的なテーマなど、TOEICに比べてかなり幅広い分野から難度の高い文章が出題されています。

 その代わりTOEICほどのボリュームではないので、どちらの試験が難しいとも一概には言えません。


 それから英検1級では指定されたトピックについて200~240語の英作文があるのも大きな違いです。

 リスニングに関してはTOEICと出題形式は概ね同じですが、Passages形式、Real-Life形式などTOEICでは出題されないような内容があります。またInterview形式では問題文が概ね3分以上あるなど、かなり長めの素材について全体の大意をつかむような聴き方が求められます。

 

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 個人的には受験するしないに関わらず、日本人の英語学習者は英検1級を1つの目安にして勉強を進めていくのがよいのではないかと思います。

 

 英検を視野に入れるとやることが増えて大変になりますが、TOEICよりも語彙の幅や文法レベルなどがぐっと広がり、より実用的な英語に近づけると思います。また英検・TOEICのそれぞれの試験の特性を理解して利用することで、総合的な英語力を高められるのではないかと思います。

 

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