大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

中高年のTOEIC学習1

TOEICと英語力

 私が学生だったころ、まだTOEICは今ほどメジャーではなく、いくつもある英語の試験の一つというくらいの位置づけでした。そこそこのレベルの大学生なら特に対策せずに受けても普通に700点以上余裕で取れたという、今にして思えば古き良き時代でした。

 それが今や就活ではほぼ必須みたいな扱いになるなんて、夢にも思いませんでした。

 

 ただ、私個人としては今のTOEICは英語能力の指標としていささか過剰評価されすぎているように感じます

 そもそもTOEIC本体はリスニングとリーディングのみで、全ての問題が選択式のマークテストです。ライティングとスピーキングの能力は別に受験しなければならないのですが、実際上世間で評価されているのはリスニング・リーディングのスコアのみという状態になっています。

マークシート

 試験内容も、受験したことのある方はご存知と思いますが、リスニング・リーディングのそれぞれ100問ずつ、合計200問を2時間で回答するという形式で、特にリーディングに関してはまともに問題文をじっくり読むような時間はありません。「いかに速く問題を処理するか」という、どちらかというと事務処理的な能力に近いものが求められます。

 このため巷では「いかに速く読むか」ではなしに「いかに読まずに問題を解くか」に特化したような似非TOEIC対策まで出回ったりしているのですが、それってもはや英語力関係ないような・・・

 

 それは少々極端な話かもしれませんが、いずれにせよTOEICは「ビジネスにおける英語運用能力」の試験ですので、当然ながら出題されるテーマは大半がビジネスシーンに関するものです。

 学生の方はビジネス英語というと何だか大人がハイレベルなことをやってるようなイメージを持たれるかもしれませんが、実際のところビジネスというのは大半が日常のルーティン的なやり取りで成り立っていますので、現場で使われる言い回しやボキャブラリーはそれほど広くありません。CMやドラマのオフィスで見るようなクリエイティブで意識高い的なやりとりは一般人にはほぼ関係のない世界ですし、あってもTOEICに出題されません。

 何が言いたいかというと、要はTOEIC対策だけをやっていたのでは他の場面に必要なボキャブラリーが全然身に付かないのです。映画を見たり小説を読んだりするにはTOEICとはまた別の語彙や言い回しを覚える必要があります。

 

会話

 L&Rでは面接試験もないため、ほぼ満点に近いようなスコアを持っていながら日常会話レベルのやりとりもできない人がいるという話もよく聞きます。(私の周りにはそんなスコアを取ってる人がいないので本当の話かどうか分かりませんが・・・)

 私としては総合的な英語力を高めていくためにはTOEICだけでなく、英検など他の試験も併用する必要があると思います。

 

 しかしながら、それでも私は中高年の社会人学習者の方にTOEICの利用をお勧めしたいと思います。TOEICには(就活以外の)学習的なメリットがあると考えているからです。(続く)

 

 

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