大人のTOEIC―アラフォー社会人がスコア900超えるまで―

留学経験なしのアラフォー社会人がTOEICスコア900を達成するまでの学習法など

「生の英語にふれる」は正しいか

 よく語学学習では「できるだけ生の言葉にふれる」のがよいと言われます。もちろんそれは重要なことなのですが、問題は往々にして「だから受験勉強みたいな文法中心の暗記学習はだめだ」という結論に誘導されることです。

 

 よく「中・高・大と10年も英語を勉強しても日常会話さえできないのは学校の英語教育がだめだから」と言う人がいますが、そう言われると何だかそんな気もするし、「赤ちゃんが言葉を覚えるときは耳からですよね、文法なんか勉強してないでしょ?」なんて言わ

英会話


れたら「なるほどそうかも」と思ってしまいます。でも、ちょっと待ってください。

 

 私たちが日本語である程度ちゃんとした大人の会話がわかるようになったのは何歳くらいだったでしょうか? テレビ欄じゃない新聞の記事がまともに読めるようになったのは何歳くらいだったでしょうか? おそらく多くの人は早くても小学校3~4年あたりだったんじゃないかと思います。

 ということは、24時間日本語環境でかつ学校教育も受けている状態で、基礎的な語学力の習得に10年かかっていることになります。もし「生の英語」だけで同じ学習効果を得ようとすれば、当然それと同じくらいの時間がかかるのではないでしょうか。それも24時間英語環境の学生になれたとして、です。

 社会人が英語学習に使える時間は限られていますし、なにより私たちはもう「赤ちゃんの頭」ではありませんよね、悲しいことに・・・

 

 もちろん文法学習や単語暗記だけで日常会話ができるようにはなりませんが、だからといって「文法学習や単語暗記は意味がない」と考えてしまうのも間違っていると思います。会話をしたければスピーキングの学習をしなければなりませんが、そのためにはまず基礎的な文法や単語が頭に入っているのが大前提、というのが私の実感です。

 

 「生の英語」に触れるのは重要な経験ですが、ただ触れているだけ・聞き流すだけで英語力がつくなどというのは全くの幻想だと思います。何年聞き流しても分からないものは分かりません(私はネットラジオとかで実際に何年もやりましたが、効果らしい効果はありませんでした)。やはり分かりたければ分かるようになるための努力が必要なのではないでしょうか。

 

 ちなみにですが、赤ちゃんだってそうそう聞き流してばかりいるわけじゃないですよね。よく見てたら時々大人たちの話を何とか分かろうとして、分からないなりに必死で耳をそばだてるようにして、大人たちの様子を伺ってたりしています。私は語学学習に必要なのは「聞き流す」方じゃなくて、そっちの姿勢だと思うのですが・・・

 

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